当初の予定では、4日の午前便で鹿児島空港で合流し、10人揃って同日午後便で鹿児島から沖永良部島に渡る予定でした。
ところが9月30日に発生した台風23号が4日午後沖縄を直撃すると気象庁の発表。
5日には温帯低気圧になるという見解もあれば、最悪の場合台風が北上し6日に北九州を抜ける予想。
佐藤先生は、万全を期して前日3日に沖永良部へ移動することを決定。
さて、私達はどうしたものか。予定通り4日に出航できるのか、やはり3日に変更した方がよいのか。参加メンバーの中には直前に体調を崩した人、もともと調子が悪く参加自体を直前までずっと考えていた人も。
とりあえず参加メンバーにどうするか連絡しました。すると返って来た返事は一同にこのまま4日に発つというものでした。きっと佐藤先生の遠隔パワーや各ルーム応援パワーで台風は何とかなる、どうにか沖永良部にたどり着ける、皆の気持ちは沖永良部島にフォーカスされていました。
予定通り4日午前セントレアに湯ノ山メンバーが集合。
セントレアでは、ジェットスターの荷物重量チェックが全員揃わないと開始されず思いのほか時間がかかり、途中トイレに寄ったメンバーを叩き出し3F搭乗ゲートに行くのに駆け足ダッシュだった。集団で搭乗手続きをする場合、もう少し時間に余裕を持たせた方がいいというのが今回の反省点。
無事セントレアから鹿児島空港に着くと、沖永良部行き前便が機材の関係で欠航とアナウンスが入っていました。搭乗手続きを終え9番ゲートで待機していると今度は自分達の乗るJAC3809便が20分の遅延とアナウンス。3809便は飛ぶだろうか。
事前情報では佐藤先生や沖プロメンバーの祈りが通じたのか台風23号は僅かに進路を西に移動。朝戸先生からも4日の永良部便はなんとか飛びそうだと現地情報を得て少し安心。でも、最後まで気を抜かず無事に飛ぶことを祈り続ける。。
ジェットスターでぎりぎりの搭乗だったのでJALでは余裕を見て皆で早めに9番ゲートに入ったものの、待てど暮らせど搭乗案内の気配がない。不審に思ったメンバーがよくよく案内板を確認してみると9番ゲートではなく8番ゲートからの搭乗に変更になっていた!既に搭乗は始まっていてあと5分で出発のところだった。また慌てて皆一目散に8番ゲートに移動しなんとか搭乗に間に合った。メンバーの1人が気が付かなかったら置いてけぼりを食らうところでした。
3809便は39人乗りの小型プロペラ機で少々揺れましたが大方快適で機内の無料飲み物サービスはありがたかった。さすがJAL、一足先に南国気分を味わおうとシークワーサをお願いしました。
着陸時風が強かったのか一時空中で滞空していたようですが、無事着陸。沖永良部島空港に到着できました。後で聞いた話によると着陸しようとした飛行機が強風のため着陸をやり直したそうです。空港を出ると観光ホテル東のスタッフが既に迎えに来てくれており、そのまま東ホテルへ。
佐藤先生と朝戸先生からの歓迎メールも届き、一時はどうなるかと思った長旅も無事全員で沖永良部島に到着出来たという喜びがこみ上げてきました。
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